ぎっくり腰は突然起きるのか?
- 裕太 八木

- 1 日前
- 読了時間: 6分
こんにちは。
やぎ鍼灸接骨院の八木裕太です。
ぎっくり腰になった方の疑問へ筆者なりの言葉で綴ってみました。
何かの参考になれば嬉しく思います。
実は「前から腰に違和感があった」方が多いという話。
ぎっくり腰というと、「重い物を持った瞬間に一気に痛めた」というイメージを持っている方が多いかもしれません。
もちろん、そのようなケースもあります。
ただ、当院でぎっくり腰の方を見ていると、実際にはそれよりも、「数日前から腰が重かった」・「朝から少し違和感があった」・「前から腰痛があり、だましだまし過ごしていた」・「なんとなく危ない感じはしていた」という流れから、強い痛みにつながっている方が多い印象があります。
感覚としては、ぎっくり腰で来院される方のうち、8割ほどは完全に突然ではなく、何らかの前触れがあったように感じます。
ぎっくり腰には大きく2つのパターンがあります。
ぎっくり腰には、大きく分けると2つのパターンがあります。
ひとつは、もともと腰に違和感や軽い腰痛があり、それがある動作をきっかけに強い痛みへつながるパターン。
もうひとつは、重い物を持った瞬間などに、一気に痛みが出るパターンです。
一般的には後者のイメージが強いかもしれません。
しかし、実際にお話を聞いていると、当院では前者の方が圧倒的に多い印象です。
「昨日から腰が変だった」・「数日前から張っていた」・「そろそろ危ないと思っていた」・「でも、仕事もあるし様子を見ていた」こうした状態が続いたあとに、立ち上がる、顔を洗う、靴下を履く、物を取る、少しかがむ。
そのような日常の動作をきっかけに「あっ……」となる方は少なくありません。
ぎっくり腰は“突然の事故”だけではありません。
ぎっくり腰は、何もないところから急に起きるというより、すでに腰まわりに負担が溜まっていた状態で、最後のきっかけが加わって起きることがあります。
つまり、痛みが強く出た瞬間だけが問題なのではなく、その前から腰の状態が崩れ始めていた可能性があります。
もちろん、すべてのケースがそうとは限りません。
ただ、臨床の現場で見ていると、「完全に突然」というより、「前から始まっていたものが、ある瞬間に表に出た」と感じることが多いです。
「あっ……」と思った時点で、様子を見すぎない方がいい理由
腰に違和感がある状態で、数日間そのまま過ごす方は多いです。
「そのうち落ち着くだろう」・「少し休めば大丈夫だろう」・「仕事があるから、今は行けない」そう考えるのは自然なことです。
ただ、ぎっくり腰の場合、「あっ……これはいつもの腰痛と違うかも」と感じた時点で、無理に様子を見続けるのはあまりおすすめしません。
痛みをかばいながら動いていると、腰だけでなく、お尻・股関節・背中まわりまで余計に固まりやすくなります。
また、痛みそのものだけでなく、「また痛くなりそう」・「動くのが怖い」・「どの姿勢なら大丈夫かわからない」という不安も重なっていきます。
その結果、最初の痛みだけでなく、体全体の動きの悪さや怖さまで加わり、立て直しに時間がかかることがあります。
4日ほど待ってから来院される方もいます
ぎっくり腰になってから、3日、4日ほど様子を見てから来院される方もいます。
もちろん、自然に少しずつ軽くなっていくケースもあります。
すべてのぎっくり腰で、すぐに施術が必要というわけではありません。
ただ、当院で見ている限りでは、数日間かなり痛みを我慢してから来られる方は、腰だけでなく、周辺の動きまで固まっていることがあります。
痛みを避けるために体を傾ける。腰を伸ばせないまま歩く。寝返りを避ける。立ち上がるたびに身構える。
そうした状態が数日続くと、最初の痛みとは別に、かばい方による負担も増えていきます。
そのため、「もう少し待てば何とかなるかも」と我慢し続けるより、早めに状態を確認しておいた方が、結果的に遠回りになりにくいと感じています。
「いつもの腰痛と違う」と感じたら、早めの判断を
大切なのは、痛みの強さだけではありません。
いつもの腰痛とは違う。立ち上がるのが怖い。前かがみになれない。靴下を履くのがつらい。寝返りで強く痛む。腰が抜けそうな感じがする。
このような状態がある場合は、無理に普段通り動こうとせず、早めに状態を確認することが大切です。
ぎっくり腰は、強い痛みが出てから慌てて対応するよりも、「これは危ないかもしれない」と感じた段階で対応した方が、体への負担を少なくできることがあります。
ただし、医療機関での確認が優先になるケースもあります
すべての腰痛が施術の対象になるわけではありません。
次のような症状がある場合は、鍼灸や整体などの施術よりも、医療機関での確認が優先です。
排尿・排便の異常がある
足に強いしびれや脱力がある
発熱を伴う
転倒や事故など、強い外傷のあとから痛みが出ている
安静にしていても強い痛みが続く
夜間も強く痛む
原因不明の体重減少がある
このような場合は、自己判断せず、整形外科などで確認を受けてください。
当院で考えるぎっくり腰への対応
当院では、ぎっくり腰を「痛い場所だけの問題」として見るのではなく、どの動きで痛みが出るのか、どの姿勢がつらいのか、どの方向に動かしにくいのかを確認しながら状態を見ていきます。
ぎっくり腰といっても、前にかがむと痛い方、反ると痛い方、寝返りがつらい方、歩く方がまだ楽な方など、出方は人によって違います。
そのため、同じ「ぎっくり腰」という名前でも、見るべきポイントは毎回同じではありません。
「重い物を持ったから痛めた」・「腰だけが悪い」と単純に考えるのではなく、その前からどのような負担があったのか、今どの動きが制限されているのかを確認することが大切だと考えています。
まとめ
ぎっくり腰は、突然起きたように感じることが多い症状です。
しかし実際には、その前から腰に違和感や軽い痛みがあり、それがある動作をきっかけに強い痛みへつながっているケースが多い印象があります。
「少し変だな」・「いつもの腰痛と違うな」・「あっ、これは危ないかもしれない」
そう感じた時点で無理に様子を見続けるより、早めに状態を確認することが、結果的に遠回りを避けることにつながる場合があります。
町田でぎっくり腰の鍼施術をお探しの方は、下記ページに施術方針・料金・予約方法をまとめています。
やぎ鍼灸接骨院
住所: 町田市木曽東4-17-1 2F
営業時間:9:00~19:00
定休日: 水曜
アクセス:神奈中バス「木曽住宅」下車徒歩2分
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