ローゼンハイム事件
- 八木 裕太
- 6月25日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
やぎ鍼灸接骨院 町田木曽院の八木裕太です。
科学者も調べたのに結論が出なかったポルターガイスト事件
1967年、ドイツ南部の町ローゼンハイム。
ある法律事務所で奇妙な現象が相次いで発生しました。
最初は機械の故障だと思われていました。
しかし調査が進むにつれ、誰も説明できない出来事が次々と報告されることになります。
そしてこの事件は、後に「史上最も有名なポルターガイスト事件の一つ」と呼ばれるようになりました。
法律事務所で起きた異変
舞台となったのは弁護士シグムント・アダムの法律事務所です。
ある日から事務所内で異常現象が続発します。
報告された現象は以下のようなものでした。
電話が勝手に発信される
時報へ大量の着信記録が残る
電話料金が異常に増える
蛍光灯が点滅する
電球が破裂する
ブレーカーが頻繁に落ちる
絵画が回転する
引き出しが勝手に開く
重い書類棚が移動する
単なる怪談とは違い、電気設備や通信設備にも異常が発生したことが特徴でした。

科学者や技術者も調査に参加
事態を重く見た関係者は調査を依頼します。
現場には、
電話会社
電力会社
シーメンス社の技術者
物理学者
超心理学者ハンス・ベンダー
などが集まりました。
通常のポルターガイスト事件なら怪談で終わります。
しかしローゼンハイム事件は、実際に専門家が現場を調査したことで世界的に有名になりました。
現象の中心にいた19歳の女性
調査が進むうちに、ある共通点が見つかります。
当時19歳だった事務員、アンネマリー・シャバールが近くにいる時だけ現象が起きるというのです。
彼女が出勤すると異変が発生し、休暇で不在の日には現象がほぼ止まる。
この奇妙な一致から、彼女が事件の中心人物と考えられるようになりました。
超心理学者の結論
超心理学者ハンス・ベンダーは、「これは霊の仕業ではない」と考えました。
彼の説では、アンネマリーが抱えていた精神的ストレスが、無意識のうちに物理現象として放出された。
いわゆるRSPK(突発性反復心理キネシス)という現象だと主張しました。
簡単に言えば、「本人も気づいていない念力」という考え方です。
しかし後に疑問が浮上する
ところが事件後、懐疑派の研究者たちは別の見方を示します。
ナイロン糸による細工の可能性
警察官による不正行為の目撃証言
記録データの信頼性への疑問
ベンダーの調査姿勢への批判
などが指摘されました。
つまり、「超常現象だった」という証拠だけでなく、「いたずらだった可能性」も出てきたのです。
では真相は?
面白いのはここです。
もし超常現象なら、現代科学では説明できない力が存在したことになります。
しかし、もし全てがいたずらだったとしても、19歳の女性が、法律事務所、技術者、電話会社、物理学者を巻き込みながら数か月もの間騒動を成立させたことになります。
どちらにしても簡単ではありません。
今も結論は出ていない
ローゼンハイム事件は、「超常現象が証明された事件」ではありません。
同時に、「完全ないたずらだった」とも証明されていません。
そのため現在でも、世界で最も有名な未解決ポルターガイスト事件の一つとして語られています。
半世紀以上が過ぎた今でも、あの法律事務所で本当に何が起きていたのか。
誰も断言することができないのです。
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