こんにちは、やぎ鍼灸接骨院(町田木曽院)の八木裕太です。
最近増えているぎっくり腰。
毎年8月9月は明らかに増えております。
その原因と対策を考察してみました。
何かの参考になれば嬉しく思います。
ぎっくり腰が増える原因
季節の変わり目と気温の変動: 8月や9月は夏から秋への季節の変わり目であり、気温が急激に変動する時期です。このような気温の変化に体が適応できず、特に朝晩の気温の低下が体の冷えを引き起こしやすくなります。冷えによって筋肉が硬直し、日常の動作で腰に過剰な負担がかかることで、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。
夏の疲れの蓄積: 夏の間、暑さによる疲労やエアコンの冷房にさらされることで、体が冷えたり、筋肉が疲労したりします。この疲れが蓄積され、秋に入る頃に体調を崩しやすくなることが原因と考えられます。特に、腰周りの筋肉が疲労していると、ちょっとした動作でもぎっくり腰を引き起こすリスクが高まります。
運動不足と急な運動: 夏の暑さで運動を控えていた人が、秋に入り涼しくなってから急に運動を再開することも、ぎっくり腰の原因となることがあります。運動不足によって筋力が低下している中、急に激しい運動を行うと筋肉や腰に負担がかかり、ぎっくり腰を引き起こす可能性があります。
姿勢の変化とストレス: 季節の変わり目は、生活リズムや姿勢に変化が生じやすい時期でもあります。例えば、夏休み明けに仕事や学校に戻ることでストレスが増し、姿勢が悪くなることがあります。このような姿勢の悪化が腰に負担をかけ、ぎっくり腰を引き起こしやすくなると考えられます。
ぎっくり腰の対策
体を温める: 季節の変わり目には、特に朝晩の冷えに注意が必要です。腰や足首周りを温めるために、適切な衣服を選び、湯たんぽや温熱シートなどを活用することが効果的です。これにより、筋肉の硬直を防ぎ、ぎっくり腰のリスクを減少させることができます。
適度な運動とストレッチ: 夏の間に運動不足になった場合でも、急に激しい運動を再開するのではなく、まずは軽いストレッチやウォーキングから始めることが重要です。特に腰や背中の筋肉をほぐすストレッチを日常的に行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、ぎっくり腰の予防につながります。
正しい姿勢を意識する: デスクワークや長時間の立ち仕事など、同じ姿勢を続けることが腰に負担をかけます。定期的に姿勢を見直し、背筋を伸ばして座ることや、立ち仕事の場合には足の位置を変えるなどして、腰への負担を軽減することが大切です。
疲労回復を優先する: 夏の疲れが蓄積している場合、十分な休息と睡眠を取ることが重要です。疲労が回復することで、筋肉の緊張が緩和され、ぎっくり腰のリスクが低減されます。リラクゼーション法やマッサージを取り入れることも有効です。
冷房の使い方を見直す: 夏の間、エアコンを長時間使用することで体が冷えやすくなります。冷房の設定温度を適切に調整し、冷えすぎないようにすることで、腰への影響を軽減できます。また、冷房を使用している部屋では、腰周りを温める工夫も必要です。
やぎ鍼灸接骨院(町田木曽院)
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